【コスト削減事例集】リンクモア×N組合

【コスト削減事例集】リンクモア×N組合

コスト削減は企業・組織で発生するコスト(経費)を最適化する取り組みです。企業や組織は人件費・賃料・光熱費・通信費などにコストを支払いながら、新たな価値を創造して利益を生み出します。しかし、企業や組織が大きくなり複雑化するほど、必要なコストの品目は増え、契約数も膨大になります。結果的に管理・把握することが難しくなってしまい、不要なコストが発生していることに気付けなくなってしまうケースも少なくありません。

特に昨今は、新型コロナウイルスの拡大によって、多くの企業が経済的なダメージを受けています。こうした背景もあり、コスト削減の重要性は日増しに高まっています。

今回ご紹介する弊社リンクモアがご支援させていただいた「N組合」のコスト削減事例においても、「電力」「機械警備」「複合機」の3つの品目の契約を見直すことで、大幅なコスト削減につながりました。

弊社リンクモアのコスト改善サービスでは、全国各地の企業様でさまざまなコスト改善実績を上げさせていただいております。この記事ではN組合と実施した間接経費のコスト改善プロジェクトを例に、リンクモアのコスト改善サービスをご紹介します。

 

リンクモアのコスト改善サービス

まずは、リンクモアの概要について、改めてご紹介させていただきます。

リンクモアは、経費の価格を適正化するサービスをご提供させていただいております。品質や使用料を下げて支出を減らすアプローチではなく、コストそのものにフォーカスして支出を低減する「コスト改善」が特色です。 

今やコスト削減は、あらゆる営利団体にとって大きな経営課題です。一般的に行われているコスト削減では、現状契約している品目の「品質」や「使用量」を下げることで実現しています。例えば、従業員が普段使用するIT機器を購入するのではなく、レンタルやリースといった方式で利用してみたり、そもそもより賃料の安いオフィスに引っ越したりして経費を削減するなどの方法が該当します。 

確かに、OA機器や事務用品などにかかる費用は、より低いグレードのものを選べば経費を削減することができます。特に、人数が多い会社であればあるほど効果も実感しやすいでしょう。 

一方で、こうしたコスト削減は社員のモチベーションの低下や、顧客満足度の低下につながる恐れをはらんでいます。例えば、グレードの低い機器を使うようになれば、その分性能も落ちて生産性の低下につながりますし、職場の快適度が失われることで離職率が増加する可能性もあります。その他にも、下手なコスト削減は競争力の低下・リバウンドを招いてしまい、業績そのものに悪影響を及ぼす懸念があります。 

しかし、リンクモアのサービスではこのような心配はございません。現状の取引を継続しながら単価の改善を行うため、業務品質に影響を及ぼすことなく改善させていただきます。また、成功報酬型を採用しているため、金銭的なリスクなくご利用いただけます。リンクモアはコスト改善の領域において国内トップクラスの実績を誇りますが、こうした経験に基づく「情報力」「分析力」「交渉力」によって当サポートを実現しています。 

 

コスト改善サービスの種類

弊社リンクモアのコスト改善サービスは、2種類の形でご提供しております。ひとつは「バックオフィス代行サービス」、もうひとつは「交渉代行サービス」です。 

バックオフィス代行サービスは、リンクモアが現状調査・分析・戦略立案・適正値算出・交渉設計を請け負います。取引先との交渉においても、弊社のコスト改善プロジェクトの担当者が実施するため、状況に合わせた柔軟な対応が可能です。また、バックオフィス代行サービスでは、コスト改善のノウハウを社内に蓄積していただけます。 

交渉代行サービスは、リンクモアの社員が各取引先と交渉を行い、コスト改善を代行させていただく形です。人的リソースや作業工数なくコストを改善いただけるため、人手不足の企業様はもちろん、なかなか忙しくて手が回らないといった場合におすすめです。 

 

コスト改善サービスの流れ

ちなみに、コスト改善プロジェクトは大まかに下記のようなステップで進みます。 

・現状調査
・戦略立案
・条件交渉
・最終選定
・最終調整
・成果報告会 

プロジェクトの規模によって多少前後する可能性はありますが、基本的に約3~4ヶ月でコスト改善を実施させていただきます。

まずは管理部門とのミーティングを通して、取引内容や契約の経緯など、現状のヒアリングから進めていきます。続いて、戦略立案のフェーズです。調査結果の報告をしたり、交渉方針を決定したりして、条件交渉のステップへと進みます。リンクモアの担当と企業担当者様、そして取引先の担当者様で話合い、最終調整に向けて交渉を進め、覚書を締結して一区切りがつきます。その後の改善結果報告会で一連のプロセスは完了です。

報告会では、活動結果の報告はもちろん、その後のフォローや追加品目の提案もさせていただきます。

>>リンクモアのコスト改善サービス詳細はこちら

 

N組合のコスト改善

それでは、実際に弊社リンクモアとN組合様が実施したコスト改善プロジェクトの詳細をご紹介します。N組合様のコスト改善プロジェクトでは、複数の間接経費の再検討をはじめ、取引先との条件交渉・選択肢の整理などを中心に実施させていただきました。

 

電力

さまざまな経費の中でも、削減に着手しやすい経費の一つに「電力」が挙げられます。多くの電力を消費する企業からすると、固定費・変動費に占める電気代は非常に大きいです。経常利益を確保するという観点からも、現実的で効率的な方法です。今回のコスト削減プロジェクトにおける削減額、および削減率は下記の通りです。 

現状年間コスト:¥656,260,376
削減額:¥168,797,171(改善率25.7%)

 

 プロジェクト以前は高圧電力を3社と契約しており、そのうちの1社が他2社の契約と比較したとき割高となっていました。N組合様が束ねる企業や組織単位で契約をしてきたため、やむを得ない部分があるものの、単価は非常に割高感がある状態です。そのため、複数あった契約を再設定する方針を策定しました。 

低圧電力も上記高圧電力と同じく、各プランの適正値に近づけるため、プランごとに試算を行い、低圧電力と高圧電力を比較したときに、低圧電力では標準料金より適正値の下げ幅が小さくなるため、留意しながら交渉にあたりました。コスト改善前は特定のプランだけが割高ということはなく、プラン全体が割高な状態にあったため、プラン全体の契約金額の水準を落としていく交渉が必要となります。加えて、契約プランの種類が多岐にわたるため、一つひとつ細かく交渉するのではなく、優先順位を決めて交渉を行うプランを絞りました。 

コスト改善の結果として、電力会社を1社に集約することでスケールメリットを最大化することに成功し、10種類以上あった契約(一部特殊なものを除く)を、2種類の契約に再設定ました。契約を2種類に設定することにより、契約の標準単価を下げ、さらにそこから大幅な割引(基本料金65%、従量料金8%)を受け入れる形で電力料金の改善を実現しています。割引についても最短で年内に適用される見込みで、請求フローを変える必要もありませんでした。 

なお、電力コスト改善を実施するうえで認識しておかなければならないのが、「燃料調整額」「再エネ賦課金」に関する事柄です。燃料費調整額はコモディティ市場動向によって決定され、再エネ賦課金は経済産業省主導で決定されるため改善・見直しの余地がありません。 

つまり、取引先の電力会社では燃料調整額と再エネ賦課金をコントロールすることはできません。したがって、電力費のコスト見直しの対象となるのは、電力コスト構成内訳の中の「基本料金・従量料金・割引」になります。

 

機械警備

一般的に、機会警備費は間接費と直接費から構成されています。間接費は監視センターや警備会社の拠点が、直接費は警備員・機器代金などが該当します。中でも間接費にあたる機会警備のインフラは、物件の種類を問わず同様のものが使用されているケースも多く、価格交渉の余地があります。 

現状年間コスト:¥85,231,488
削減額:¥5,838,288(改善率6.8%) 

機械警備の価格決定要因は「経過年数」「画像センサーの有無」「空間センサーの数」「その他のセンサーの数」など、複数の要因によります。機械警備の現状年間コストを調査するにあたり、調査では上記で示した項目をN組合様のすべての施設での把握を行うべく、図面からの情報収集・分析を行いました。電力の契約と同様に、機械警備もその時々の都合や事情で契約が行われ、部分最適化が積み重ねられている状況です。価格決定要因と相関していない場合も見受けられ、例えば画像センサーが無いのにも関わらず、画像センサーが有るところよりも契約金額が安いといった状況も見られました。そこで、改めて一定のロジックやルールに基づいた契約に整理し、適正値に近づけるための交渉を実施したのです。 

交渉の結果として、新たに多額の機器代金や工事費用を発生させないために、既存の警備会社との契約をそのまま維持する既存着地という形になりました。現状の警備会社の体制や警備システムを一切変更しない形で交渉が完了しています。調査の結果、一部施設では既に適正価格になっていたり、一部施設では3ヶ月前払いだったりと契約・取引内容にばらつきが見られ、これら課題を改善することでコスト改善の効果が出た結果となりました。

 

複合機

日常的に使うことの多い複合機は、経費削減を行っているか否かによって、コスト改善に大きな差が生まれます。価格の交渉をはじめ、スペックの最適化やペーパーレスの取り組みなどによってコスト改善が見込めます。 

現状年間コスト:¥60,097,542
削減額:¥41,105,679(改善率68.4%)

複合機の契約は、代理店とメーカー直取引が混在しており、全体で見ると15社と取引している状態でした。そのため、スケールメリットを出しつつ管理を容易にするために、一定の集約が必要になります。また、特に問題となっていたのがメーカー系と契約している一方で、代理店からも既に契約しているメーカーの製品を導入している状況で、全体で見た時に契約先の整理・集約が全くできていない課題が浮き彫りになりました。契約ごとに保守の品質や単価に大きなばらつきが発生している状態であり、全体の管理・把握がしやすい状態に集約するべく検討が行われたのです。 

15社との交渉の結果、各社の提案・保守可能エリア・解約金などを鑑みて、取引をR社・C社の2社へと集約しました。R社・C社との交渉の結果、カウンター料金は両社で一律「白黒29%割引/カラー50%割引」となり、本体購入費用もR社は定価の86.5%割引(交渉前72.6%割引)、C社は定価の85%割引(交渉前70.8%割引)で購入できるようになりました。

 

まとめ

今回はリンクモアとN組合が実施したコスト削減プロジェクトについてご紹介しました。

ちなみに、上記品目を第1フェーズとして、第2フェーズのコスト改善プロジェクトを進行しています。第2フェーズで実施されるコスト改善プロジェクトの品目は以下の通りです。

1.レンタルマット
2.消防点検
3.施設保安料
4.カーリース
5.エレベーター保守 

今回は、弊社リンクモアとN組合様が完了させた第1フェーズの3品目についてのみご紹介しましたが、リンクモアがコスト改善で取り扱い実績のある品目は約100品目以上に渡ります。豊富な実績に裏打ちされた、確かなサポート力で最適な提案をご提案させていただきます。

「経理担当にまかせっきりで、実際どの程度切り詰めているかが分からない」「コストに関して、今までしっかりと交渉したことがない」など、こうした悩みを抱えている方はぜひ一度ご相談ください。リンクモアでは手を煩わせることなく、成功報酬型でお引き受けしています。 

さまざまな品目のコスト改善に精通したリンクモアのコスト改善サービスで、コスト改善を実現してみませんか?

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