コピー用紙を購入するなら?販売会社別で比較!

コピー用紙を購入するなら?販売会社別で比較!

少子高齢化や世界経済のインフレ懸念など、日本国内を取り巻く経済情勢はよりシビアになっています。そうした中、企業にとってコスト削減は必須の課題です。特に書類・チラシ・図面などの印刷は頻繁に行われるため、コピー用紙一つをとっても、注視してコストカットをする必要があります。「コピー用紙はどれも同じ」という認識の方が多いと思いますが、実はコピー用紙は使用する用途によって最適なものが異なります。この記事ではコピー用紙を選定する際に必要なポイントとコピー用紙メーカーごとの特徴・費用を比較してご紹介します。

 

<比較する前に…>コピー用紙の選び方とは?

まずは、適切なコピー用紙の選び方をご紹介します。

コピー用紙を選ぶ際のポイントは、大きく分けて5つです。順に確認してみましょう。

 

用途を確認する

はじめに、どういった用途でコピー用紙を使用するか確認しましょう。一口に印刷と言っても、資料・広告・デザイン図・設計図など多岐にわたります。それぞれに合った種類のコピー用紙があり、より鮮明に見せることができれば、受け手に残る印象も変わってくるのです。

また、印刷する用途が明確になると、印刷する量や用紙の種類も自ずと決まります。例えば、学校や社員全体に配布するような大量印刷が必要な場合は一般的な安い用紙で済みますし、反対に大事な書類・名刺に活用したい場合には質感の高い高級紙の方が適切でしょう。 

ちなみに、コピー用紙の規格はA0~10まで、B0~10までに細分化されています。

サイズ別によく使われる用途は以下の通りです。

・A0・B0:駅など公共用掲示大判ポスター
・A1~A3:設計・デザイン図
・B1~B3:選挙用、室内・店舗用ポスター、電車の中吊り広告
・A3~A4:二つ折りパンフレット、カタログ
・B4~B5:広告、チラシ
・A4:契約書、各種オフィス文書
・B5:大学ノート
・A5:小冊子、説明書
・B6:単行本
・A6:ダイレクトメール、ポストカード 

企業でよく活用されるのは、A3~4サイズがほとんどです。経費削減の観点からも、どういった用途で用紙を活用しているケースが多いのか、どの用紙が一番消費されているのかを洗い出しておくといいでしょう。

 

種類を確認する

コピー用紙は主に「非加工紙」と「加工紙」の2つに分けられます。非加工紙・加工紙それぞれの中にも多くの種類があります。 

非加工用紙は別名「普通紙PPC用紙」とも言われ、ほとんどのコピー機で使用されているものです。PPCは日本語で「普通紙複写機」という名称で呼ばれます。上質紙化学パルプ配合率が100%の用紙がPPCに該当し、インクジェットプリンター・ファックス・レーザープリンターなどに使用されている用紙です。この用紙の特徴としては、表面にコーティングがされていて、印字が綺麗に表現されるメリットがあります。一方、写真を印刷する場合にはインクがにじみやすく、あまり向きません。また、湿気に弱い特徴もあるので、保管する場所には配慮するよう注意しましょう。

再生紙上質紙に比べて用紙自体の白色度は劣りますが、非加工紙は環境に優しい用紙です。環境を重視する昨今では、この用紙を使用する企業が増加しています。 

対して、加工紙は光沢を出すために表面加工がされている用紙のことを指します。被加工用紙の短所である、写真の印刷も綺麗に表現できます。しかし、表面が溶けてしまう可能性もあり、レーザープリンターでは使用することができません。表面を加工しているのは被加工用紙と同じですが、つや消しも施されているので光沢の少ない用紙です。

この用紙の特徴としては「落ち着いた仕上がりになること」と「大量生産する時でも均一になるよう設計されている」点です。表面は滑らかでつやもあり、写真のような彩度の高いものでも印刷できます。 

より高い品質を求めたい方におすすめで、主に写真用やはがき用などに使用されています。 

このように、コピー用紙の種類によって特徴もさまざまです。いくら使用用途が明確になっていても、シチュエーションに合わない用紙を活用してしまうと、購入した用紙全てが無駄になってしまう可能性もあります。最適なコピー用紙を選ぶために、紙の種類をよく理解しておきましょう。

 

白色度を確認する

一見すると、どれも同じ白さに見えるコピー用紙ですが、実際には種類によって白さが異なります。

白色度は0~100%まであり、紙面に光をあてた際の反射する高線量を数値化したものです。一般的なコピー用紙は80%~95%ほど、再生紙は70%前後、新聞紙は50%ほどと言われています。白色度が低いと印刷される写真などもくすみやすく、反対に高いと鮮やかさが増します。この点をよく理解しておくと「印刷の途中で用紙の色合いが変わってしまった」などのトラブルを避けることができます。では、白色度ごとにもう少し詳しくご説明します。 

白色度70%程度の再生紙は一番環境に配慮した用紙です。白色度が少し低めに感じられるのは、古紙を再利用しているためです。用途としては、社内での書類をやり取りなど、ごく一般的な使用例が挙げられますが、ややくすみがちであるため、社外に出す契約書や提案書類としてはあまり向かないでしょう。白色度86%程度の普通紙は一般的に使用されている用紙です。主にコピー用・プリント用として用いられます。別名「コピー用紙」や「PPC用紙」とも呼ばれています。白色度80%~83%程度の加工紙は用紙に光沢が施されていて、彩度高く印刷できる点が特徴です。

また、光沢を消すことで、重みのある写真の表現もできます。そのため、主に写真印刷に用いられています。最後に、白色度90%以上の高白色の用紙は、さらに白さを追求した用紙です。グラフをカラー印刷する場合などにぴったりでしょう。カラー印刷をする時に見栄えが良くなるので、コンペ用のプレゼン資料や社内パンフレット、リクルート用資料におすすめです。

 

コピー機との相性を確認する

あまり知られていないかもしれませんが、コピー用紙とコピー機には相性の良し悪しがあります。相性が悪い用紙を選択してしまうと、印刷をするときに熱や圧力が加わってしまうので、用紙自体が丸まってしまうなどの不具合が生じる可能性が高まります。

原因はコピー用紙の水分・コシ・表面電気抵抗といった要素によりますが、コピー機によって管理できるグレードが異なるのです。そのため、適切なコピー用紙を選択していないと故障の原因にもつながりかねません。適切なコピー用紙を選択するには、取扱説明書をよく読んで、記載されている「推奨用紙」を選ぶようにしましょう。推奨用紙はそのコピー機に最適なよう調整されているので、紙詰まりなどのトラブルを避けられます。

 

費用を確認する

最後に忘れてはならないのが費用です。企業であればコスト削減は必須の課題でしょう。一般的に、企業における印刷経費・コピー費用はIT関連コストよりもかさむといわれています。資料・チラシ・図面など、コピー用紙を使うシーンは頻繁にあるため、改めて支出を確認しておく必要があります。 

一枚当たりにかかる費用の相場は販売会社と用紙のサイズによって異なります。「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、短期的にはコスト削減に貢献できないかもしれませんが地道な削減をコツコツと続けていけば、コストにも大きく影響するはずです。

また、使用する際に気をつけたいポイントとして、コピー用紙は両面使う・オフィスの備品は共同で使う・書類や文書を電子化して管理するなどの節約対策が挙げられます。

 

<販売会社別>コピー用紙を徹底比較!

コピー用紙について理解したところで、実際に販売会社別にコピー用紙を比較してみましょう。

 

比較①:大塚商会

大塚商会はさまざまなIT製品やソフトを開発・提供している会社です。オフィスに必要な用品はもちろん、より便利で効率的に業務を進められるサービスを多数揃えています。 

そんな大塚商会のコピー用紙である「HighWhite」は、白色度の高さが魅力です。美麗な文字印刷ができる普通紙なので、会社の内部資料はもちろん、外向けに配布する用途にも問題なく利用できます。保管するのに便利な蓋つきボックスで数箱まとめ買いしても重ねて保管できるので、オフィス用にも最適です。自宅で頻繁にコピーするのであれば、家庭用としても経済的に使えるでしょう。一方で、紙面にややざらつきがあるので、紙面の質感にこだわるような場合には不向きかもしれません。 

2500枚入りのA4普通紙で白色度が93%、メーカー希望小売価格は税込1,602円です。1枚当たりの値段は約0.64円となります。

 

比較②:アスクル

アスクルはオフィス用通販を中心に事業を展開している企業です。ノートから封筒、パソコン・周辺機器など、幅広い商品を取り揃えています。 

アスクルのコピー用紙「スーパーホワイト+」は自然な白さが特徴で、より幅広い用途に使用できます。高白色で文字やグラフもくっきりと印刷されやすく、高品質な印刷が可能です。普段使いのモノクロ印刷・コピーはもちろんのこと、グラフや画像などが含まれているカラーの提出書類やプレゼン資料にもおすすめです。 

5000枚入りのA4普通紙で白色度が92%、税込価格は2,878円です。1枚当たりの値段は約0.58円となります。

 

比較③:キャノン

キャノンはカメラやビデオをはじめとして、プリンター・複写機・デジタルマルチメディア・半導体など、さまざまな電気通信機器を手掛ける大手電気機器メーカーです。国内外において知名度が高く、世界中の幅広いユーザーに親しまれています。 

キャノンのコピー用紙「SW-101A4」は白色度が高く、厚さもほどほどでコシもあり扱いやすいことが特徴です。オープン価格の商品のため、希望小売価格は定められていませんが、300円~800円の範囲で販売されているケースが多いようです。インクの発色もフルに表現でき、文章を印刷する時に使うのであればこの用紙で十分な品質が見込めます。文書の他にも手紙や依頼状の正本などにも使用できます。キャノンのプリンターとの相性も良いため、すでにキャノン製品をお使いの企業であれば検討してみてもいいかもしれません。 

250枚入りのA4普通紙で白色度が95%、税込価格を440円とすると、1枚当たりの値段は約1.76円となります。300円で1.2円、800円で3.2円の計算になるので、これまで紹介したメーカーと比較するとやや割高と言えます。

 

比較④:リコー

リコーは事務機器や光学機器を製造しているメーカーです。取り扱っている商品はコピー機の他にホワイトボードやテレビ会議・Web会議システム・ファクシミリ・レーザープリンターなどがあります。リコーと言えばコピー機で有名ですが、中でもインクジェット技術に特出していることが特徴です。 

そんなリコーの「LB White A4ケース T目」は主にコピー用紙やページプリンターで利用できるA4サイズの普通紙です。高白色で色の再現性に優れています。縦目の用紙なので、ページプリンターや複合機のホッパーの給紙方向を縦にすると、紙詰まりや折れなどが起きづらくなります。 

5000枚入りのA4普通用紙で白色度が92%、税込価格は約3500円前後です。一枚当たりの値段は約0.7円となります。

 

比較⑤:ゼロックス

最後にご紹介するのはゼロックスのコピー用紙です。ゼロックスは印刷機器の製造・販売をメインとするアメリカの企業です。プリンターや複合機はもちろん、複写機・デジタル印刷機などをリリースしています。日本国内においても、オフィス向け複合機やクラウドソフトウェアを取り扱っていて、環境に配慮した商品やサービスが多いことも特徴的です。 

そんなゼロックスのコピー用紙である「W-Paper」は、図形やグラフなどのメリハリがはっきり出ることが特徴で、高級感のあるドキュメントになります。用途としてプレゼンテーションの資料やお客様向けレターに向いています。5000枚入りのA4普通用紙で白色度が93%、税込価格は3650円ほどです。1枚当たり約0.72円となります。

 

まとめ

今回はコピー経費削減のための項目として、コピー用紙をテーマに選び方やメーカー毎の特徴をご紹介しました。身近なオフィス用品のコピー用紙を見直せば、コストダウンやサービス品質を向上させることができます。コピー用紙と一口に言っても白色度や紙の種類などさまざまな商品があります。用途に合ったコピー用紙を使うために、特徴をおさえておくと良いでしょう。ぜひ、今回ご紹介した内容を参考に、経費削減を目指してみてください。