ポスティング業者10社比較!選び方や費用削減のポイントは?

ポスティング業者10社比較!選び方や費用削減のポイントは?

企業が自社のサービスや製品などを宣伝する際にはさまざまな手法が用いられています。そして、その宣伝方法の一つに「ポスティング」というものがあります。ポスティングは多くのチラシを配布して情報を伝える方法で、適切に行えば一度に広い範囲へ宣伝することが可能です。正しい形でポスティングを利用して、より良い経営の助けにしましょう。

この記事ではポスティングの概要と主なポスティング業者、業者の選び方やコスト削減の方法について解説します。

ポスティングの基礎知識

チラシなど紙媒体の広告を配布する宣伝手法が「ポスティング」です。特定地域の幅広い客層に情報を伝えられるため、さまざまな企業・自治体などが活用しています。まずは、ポスティングならではのメリットを活かせる場面を把握しておきましょう。この章ではポスティングの基礎的な知識を紹介します。

ポスティングとは?

ポスティングとは、住居・事業所などの郵便ポストにチラシ・ビラなどを直接投函する宣伝方法です。企業店舗の広告宣伝や地方自治体のお知らせなどを周知させるために広く実施されています。「店舗開店のチラシ」「不用品回収のチラシ」「選挙のチラシ」など、幅広い利用方法があります。

ポスティングにはいくつかのメリットがあります。

1.ダイレクトメールより安い
ポスティングはダイレクトメールと比べて安価に実施できます。ダイレクトメールは事前に分析して送付リストを作る必要があり、その分コストがかかります。一方ポスティングは地域・建物単位で全員に投函するため、分析やリスト作成の必要がなくコストもかかりません。

2.エリア単位で情報発信できる
ポスティングは特定のエリア・地域に絞って情報を伝えられます。「若い親子連れが多い地域」「お年寄り中心のエリア」「単身者向けのマンション」など、エリアの客層ごとに投函するチラシの内容を変えられます。地域に根づいた店や近隣住民を対象にした事業者などは特に有効でしょう。

新聞折り込みとの違いは?

ポスティングと似た宣伝手法に「新聞折り込み」があります。新聞に複数のチラシを同時に折り込んで配る方法で、新聞を購読している人であれば高確率で手に取ってくれます。複数のチラシをまとめて折り込むためチラシ1枚あたりの費用が少なくなり、比較的低コストでチラシを配れる方法です。

新聞折り込みと比べたポスティングの利点として、新聞を購読していない層にもチラシを配れる点が挙げられます。現代は昔と比べて新聞の購読者が減っており、新聞だけでは広告をまんべんなく配れません。ポスティングであれば新聞購読の有無にかかわらず宣伝できるため、相対的にポスティングの利点が大きくなっています。特に新聞購読者が少ない若年層に対しては、新聞折り込みに対するポスティングの利点がより大きくなるでしょう。

【徹底比較】ポスティング業者10選

ポスティングは多くの手間やデータが求められる宣伝手法であり、企業やスタッフがある程度以上のノウハウを持っていないと十分な効果が発揮できません。効果的なポスティングを行いたい場合はポスティング業者に依頼しましょう。以下ではポスティングを扱う主な業者を10社紹介します。

株式会社アト

日本全国でも有数の大規模なポスティング業者です。全国に設けた支社ネットワークや協力会社とのアライアンスを利用してポスティングを行っています。アトの強みは主に「高品質な管理」「詳細なデータ分析」「豊富な実績」の3点です。チラシを正しく効果的に配れているか否か、エリアごとの客層と対応した配布方法、過去のエリアごとに得られた効果なども的確に把握・活用しています。

また、ポスティングそのもの以外にデザイン制作や印刷事業も手がけています。顧客のポスティングを多方面から支えてくれる業者です。

株式会社アドネット

ポスティング事業を27年間行っている老舗業者です。営業範囲を限定しており、スタッフには地元在住の人材を活用しています。確実なポスティングのためにGPSを利用している点が特徴で、スタッフ全員にGPSを配布し、ポスティング業務をリアルタイムで管理しています。

また、長年の実績によりポスティングの拒否物件や禁止物件に関する情報が多数蓄積されています。そのためポスティングによるクレームが発生しづらく、安心して任せられます。

株式会社エリア広告

さまざまな形でチラシ配布が行えることが強みの業者です。顧客ごとにスタッフが専任で担当して、適したエリア選定や配布方法などを提案します。配布の際には自社のバイクを活用しており、スタッフの負担を小さくしつつ広範囲への配布を実現しています。

また、エリア広告のポスティングは配布方法を複数設けています。世帯数や投函実績からエリア内の大半にまんべんなく配る「軒並み配布」や、エリア内のマンション・アパートなどのみに配る「集合配布」など、条件ごとに最適な形での配布を行ってくれます。

エリアサポート株式会社

東京都内で広いエリアを網羅しているポスティング業者です。配布するチラシの枚数を定めず可能な限り配布するため、他社では投函しづらいエリア・建物にも宣伝を行えます。

エリアサポートの大きな特徴として「おまかせポスティング」が挙げられます。チラシの作成・印刷・ポスティングまで1つの窓口で行います。ワンストップで手がけることによりイメージ共有がしやすくなり、デザイン会社や印刷業者などに依頼しないためコストも抑えられます。その他、チラシ入稿前のデータを無料でチェックするサービスなども行っています。

株式会社ケイ・アンド・パートナーズ

多くの売り上げを記録している大手のポスティング業者です。スタッフの研修を3段階に分けて行っており、社員教育が充実しています。さらに、ポスティング業務中にスタッフをチェックする専属のスタッフも設けられています。

株式会社G.F.G

ポスティングを中心に各種広告業を扱う業者です。チラシへの評判を落とさないような工夫を行っています。チラシの配布中には近隣住民への挨拶を徹底したり、クレームを入れてくる物件に関するデータを集めてチラシを配らないようにしたりするなど気を遣っている会社です。ポスティング業務中は配布開始・中間報告・終了報告という3回の報告が義務化されています。

なお、費用は東京23区が最も安く、23区から離れるごとに高くなっていきます。南関東の多くの地域では基本的に安価なポスティング依頼が可能です。

株式会社ジャストプレゼンテーション

ポスティングを30年近く行っている業者です。「GISポスティング」に力を入れており、国勢調査に基づいたデータを活用して、無駄のないポスティングを実現しています。年齢・年収・家族構成など、詳細なデータから配布条件を設定できるほか、ポスティングに加えて街頭配布やアンケート調査なども対応可能です。

そんなジャストプレゼンテーションのスタッフは採用時に厳しく選別されており、教育も徹底しています。加えて、配布の際にはGPSの所持や専門監視員による抜き打ちチェックなども実施しているそうです。

株式会社ネットワーク・ケー

スタッフの質を重視しているポスティング業者です。配布するチラシの依頼主が求める内容を考えて、チラシがスタッフの手を離れたあとのことまで考慮している業者です。チラシの受け手側から高い反響を受けられるように、チラシの裏表や折りの有無など、細かな点まで行き届いたサービスを提供しています。

また、配布状況をエリアマネージャーが定期的に確認しており、スタッフのモチベーション維持にも気を遣っており、常に質の高いパフォーマンスが発揮できるよう、組織的な工夫も見られます。ちなみに、中野区に本社を構えていることもあり、中野区・新宿区・豊島区の3区に関しては特に地の利を活かしたポスティングが可能です。

ラクスル株式会社

印刷に関する事業を手広く手がける業者です。チラシの作成・印刷・配布をワンストップで行えます。印刷費用と配布費用をセットで扱うため、別個の業者に依頼するよりも安価に済ませられます。チラシのデザイン作成も無料で行っており、多数のテンプレートを揃えているため業種や目的などに合わせてオンライン上で容易にデザインすることが可能です。

ポスティング完了後は、配布したエリアと部数をまとめた配布完了報告書を依頼主に提出しているため、ポスティングの実施状況を確認できます。

株式会社リアルメディアジャパン

チラシへの反響を第一に考えるポスティング業者です。スタッフの研修を3ヶ月間行っており、高い実力を持つスタッフを育成しています。配布業務中は3回の電話連絡やGPSによる位置情報付きのメール報告を義務付けています。また、配布作業は自転車と徒歩で行い、エコポスティングを実現しています。

中でも「ポスティングくちこみプラン」という格安プランが特徴で、異業種のチラシと同時に配布して配布コストの単価を下げることで、依頼主の負担も減少させています。

ポスティング業者の選び方

ポスティング業者は非常に多く存在しており、どの業者を選ぶべきか悩む場合も少なくありません。ポスティングは自社の知名度向上や売り上げアップなどを期待して行うため、目的達成のためにより大きなサポートをしてくれそうな業者を選びましょう。以下ではポスティング業者を選ぶ際に重視すべき事項を紹介します。

各地域の住民情報に詳しい

ポスティングを実施する地域の住民について詳しく知っている業者を選びましょう。ポスティングは単にチラシを投函するだけでなく、チラシを受け取った相手が内容に興味を持たなくては意味がありません。チラシの内容に興味を持ちそうな客層を考えて、ターゲットの客層に合致する相手を選んでポスティングをする必要があります。地域やマンションごとの主要な住民層について把握できるデータを持つポスティング業者を選びましょう。住民層とチラシのターゲットが合致していれば、ポスティングのコストパフォーマンスも向上します。

安すぎずサービスの質も重視

依頼する費用の安さを重視しすぎてはいけません。費用が安いポスティング業者は何らかの要素を犠牲にしている可能性があり、十分な形でのポスティングが行われないかもしれません。「スタッフの教育が十分になされていない」「住民層に合わせた提案がなされない」などの問題が起こりえます。酷い場合にはチラシを配布せず廃棄されるケースもあり、結果的に損をしたりトラブルが発生したりする恐れもあります。ポスティング業者を選ぶ際は費用以上にサービスの質を重視しましょう。

効果を下げずにポスティング費用を削減するポイント

ポスティングのコストパフォーマンスを上げるためには、ポスティングに必要な費用の節約が効果的です。ポスティングによる効果を下げずに費用を安くするために、さまざまな工夫を行いましょう。この章ではポスティング費用を削減するために効果的なポイントを紹介します。

ターゲットに合わせた地域・配布方法を選ぶ

ポスティングにより獲得したいターゲットを考えて、適した地域や配布方法を選択しましょう。ポスティングの対象になりうる相手とターゲットが噛み合わないと、チラシに興味を持ってくれる相手が少なくなります。要したコストに見合わない成果しか得られなくなるため、ターゲットへの訴求力が高いポスティングを行う必要があります。

ポスティング業者が注力しているエリアを考えることも効果的です。ポスティング業者はメインのエリア以外へのポスティングを外注していることも多く、コストの増加につながりやすくなります。メインのエリアならばポスティングの質も良くなりやすいため、依頼したい業者がどのエリアに注力しているかを調べておきましょう。

チラシを可能な範囲で最小サイズにする

ポスティングのコストを安くしたい場合、配布するチラシは可能な限り小さく抑えましょう。一般的にポスティング費用はチラシに使う用紙が大きいほど高くなります。特に郵便受けに入りづらくなるB4サイズ以上ではチラシを折る必要があり、業者の手間が増えてコストアップにつながります。また、重量の増加も問題です。一度に大量のチラシを配布するポスティングでは、サイズの違いによるわずかな重量差も大きな影響を及ぼします。チラシが重くなると1人で運べる量が減るため、同じ枚数のチラシを配るために必要な人数が増えるでしょう。内容を問題なく理解できる範囲で、より小さなチラシを作成することが重要です。

まとめ

ここまで、ポスティングの概要と主なポスティング業者、業者の選び方やコスト削減の方法について解説しました。多くの人にサービスや製品などを宣伝できるポスティングは、効果的に利用できれば企業経営の大きな助けになります。一方で効果に見合わないコストがかかる場合もあるため、能率的なポスティングの方法や有用なポスティング業者などの情報を得ておきましょう。ポスティングを上手に活用して、自社が扱うサービス・製品などの情報をより広く伝えていきましょう。