ラベル印刷サービスを徹底比較!選ぶ際に考慮すべきポイントもご紹介

ラベル印刷サービスを徹底比較!選ぶ際に考慮すべきポイントもご紹介

さまざまな商品に貼り付けられている「ラベル(シール、ステッカー)」。平凡な素材・デザインであれば、自社で印刷することが可能な場合があるかもしれません。

 

しかし、特殊な素材やデザイン、機能を有するラベル(例えば「ホログラム」による偽造防止ラベルなど)を自社で作るのは困難でしょう。また、本来の業務に人員を回すためにも、単純なラベルであっても枚数が多い場合は、専門業者に外注することをおすすめします。

 

本記事では、ラベル(シール、ステッカー)の印刷を検討している企業に向けて、ラベル印刷サービスを比較し、業者を選ぶ際に考慮すべきポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.「ラベル印刷」とは?

ラベル印刷とは、「ラベル(シールやステッカー)に文字や絵などを印刷すること」を指します。なお、ラベル印刷では、主に「凸版印刷方式」が用いられることを覚えておきましょう。

ちなみに、現在の主な印刷方式は、ラベル印刷で用いられることが多い凸版印刷方式を含め、以下の4種類に大別されます。

印刷方式概要
凸版印刷方式印刷したい部分が凸状になる版を作成したうえでインクを付着させ、圧力をかけて転写する印刷方式
平板印刷方式版に親油性の部分と親水性の部分を作って水で湿らせ、親油性の部分に残った油性インクを転写する印刷方式
凹版印刷方式凹状にくぼんだ部分にインクを詰め、圧力をかけて転写する印刷方式
孔版印刷方式小孔からインクを押し出して印刷する方式

 

凸版印刷方式は、文字の輪郭を鮮明に印刷するのに適している方式であり、コストの面でもリーズナブルです。

ただし、特殊な素材のラベルや、特殊な機能を有するラベルに関しては、ほかの印刷方式が用いられる場合があることにご留意ください。例えば、孔版印刷方式は、インクの被膜が厚くなることが特長であり、屋外で使用するステッカーなどの印刷で利用されるケースがあります。

2.ラベル印刷を専門業者に外注するメリット

「簡単なデザイン」「単純な素材」「特殊な機能がない」という場合は、自社でラベル印刷を行うことが可能なケースもあるでしょう。自社のプリンターで印刷を行うことには、「その場で必要な枚数を印刷できる」「内容をすぐに変更できる」といった利点があります。

 

しかしながら、「印刷の際の位置合わせに失敗して、ズレてしまう」というケースがしばしば発生するほか、「特殊な素材への印刷に関しては、オフィスのプリンターでは困難」「印刷作業に従事する人員を確保しなければならない」といった問題もあることにご留意ください。

 

専門業者に外注すれば、自社で印刷する手間が省け、人員を本来の業務に回すことが可能になります。なお、人員に余裕があったとしても、特殊な機能(「偽造防止ホログラム」など)を有するラベルの印刷は、専門の印刷業者に依頼するしかありません。

3.おすすめのラベル印刷業者5選

おすすめのラベル印刷業者は、「ラクスル株式会社」「株式会社デジタ」「株式会社小島ラベル印刷」「プラウディア株式会社」「株式会社カクエイ」の5社です。それぞれに特長があるので、サービスの内容を比較し、自社に適した業者をお選びください。

 

以下、各業者について詳しく説明します。

3.1ラクスル株式会社

ラクスル株式会社が運営する印刷注文サイト「ラクスル」では、店舗や企業の販促、ノベルティに活用できる「業務用シール・ステッカー」の印刷を依頼できます。料金は「100枚あたり1,606円から」となっており、用紙は25種類から自由に選択することが可能です。

 

なお、オプションとして「ラミネート加工」にも対応しています。表面に光沢が出て見栄えが良くなるほか、耐摩耗性も向上するので、販促・プロモーション用の配布シールを作成する場合や、周囲との接触が想定される場合にお選びください。

 

ちなみに、Adobe IllustratorやMicrosoft PowerPointに対応したテンプレートを無料でダウンロードできるので、データを作成する際に活用してはいかがでしょうか。

3.2株式会社デジタ

株式会社デジタが運営する印刷注文サイト「印刷通販デジタ(DIGITA)」では、Adobe IllustratorやPhotoshopがなくても、Web上でラベルのデザイン作成から入稿、注文までを一括で行うことが可能な「デザインシミュレータ」が用意されています。

 

2,000円以上の注文で送料が無料になるほか、定番の形・サイズのテンプレートを利用する「定型サイズ」という注文方法なら5%OFFになることも魅力です。

 

なお、2回目以降の注文の際には、マイページから「刷り増し注文」を行いましょう。前回の購入日から2年以内の商品と同じものであれば、購入履歴から納期と枚数を選ぶだけで、データ入稿なしで同じラべルを増刷できて便利です。

3.3株式会社小島ラベル印刷

株式会社小島ラベル印刷は、メーカー、IT企業、医療品関係、食品関係など、幅広い業界と取引があるラベル印刷業者であり、「箔押し」や「エンボス」といったプラスアルファの加工で表現を際立たせることを得意としています。

 

ギフトに適した「リボン型シール」、めくることが可能な「多層シール」、はがすと「開封済」などの文字が残る「改竄防止シール」、「個人情報保護シール」、ぷっくりとした質感の「ポッティングシール」など、多彩なニーズに対応し、注文は3000枚~50万枚まで可能です。

 

「スピーディーに、安く済ませたい」というよりも、「適正価格で、優れたシール・ラベルを商品に貼付したい」という企業に適しています。「高品質でセンスの良いラベルを作って欲しい」とお考えの場合は、ぜひ依頼をご検討ください。

3.4プラウディア株式会社

プラウディア株式会社では、通常のシールやステッカーだけではなく、特殊なラベル(ホログラムの技術を用いた改竄防止用ラベルや、金箔・銀箔を使ったラベル、凹凸のあるエンボス加工ラベル、はがせるラベル、超強力粘着剤を用いたラベルなど)の作成にも対応しています。

 

ラベル作りの豊富なノウハウを有しているので、他社から断られた特殊な機能を有するラベルを発注したい場合は、プライディア株式会社に依頼してはいかがでしょうか。

 

なお、プラウディア株式会社が運営するラベル印刷注文サイト「ラベルマスター(LABEL Master)」から、見積り依頼やデータ入稿を簡単に行えます。見積りフォームに記入した内容から、最適な印刷方法や加工方法を提案してもらえるので、「どの種類のラベルが良いのか分からない」という場合でも安心です。

3.5株式会社カクエイ

株式会社カクエイは、ラベル印刷を専門としている老舗印刷会社です。1972年に創業して以来、50年にわたってノウハウを蓄積してきました。歴史が長いというだけではなく、最新の技術にも対応しており、1枚ずつ印刷内容が異なる「バリアブル(可変情報)印刷」によって、異なるバーコードやQRコード、シリアルナンバーなどが印刷されたラベルの作成が可能です。

 

また、食品(果物や魚など)に直接貼り付けても安全な「食着シール」も取り扱っています(食品衛生法のポジティブリストに掲載されている原材料から作られた粘着剤を使用)。そのほか、壁や窓、クルマなどに貼り付けることが可能な「大判シール」も生産できるので、告知や案内にご活用ください。

 

1件ごとに専属の営業スタッフが付いて、オリジナルの印刷データ入稿から納品まで丁寧にサポートしてくれるので、「これまで、ラベル印刷を外注したことがない」という企業でも安心して発注できます。

4.ラベル印刷業者を比較する際のポイント

ラベル印刷業者を選ぶ際には、以下の点をチェックしましょう。

 

  • 料金
  • 最小・最大注文枚数
  • 注文から納品までのスピード
  • 自社が作りたいラベルの印刷に対応した技術を有しているかどうか

 

まず、複数の業者に見積りを出してもらったり、注文サイトを閲覧したりして、料金について比較を行いましょう。また、最小・最大注文枚数について確認することも忘れてはいけません。さらに、注文してから納品されるまでのスピードも大切な要素です。

 

なお、単純なデザイン、かつ、特殊な機能を有さない紙製ラベルを少ない枚数(例えば、数十枚~100枚程度)だけ印刷するのであれば、自社のプリンターで印刷してしまうことも選択肢としてご検討ください。

 

ただし、「質感の良いラベル」「耐久性の高いラベル」「改竄防止ホログラムなどを使用したラベル」「1枚ごとにバーコードやシリアル番号が異なるラベル」などは、自社のプリンターでは印刷できません。これらの特殊なラベルが必要な場合は、技術・ノウハウを有する業者に発注しましょう。

 

ラベル印刷を依頼する際には、「何を重視するのか」を明確化する必要があります。「価格」の安さを優先するのか、「優れたデザインや、特殊な機能」を求めるのかによって、業者の選び方が変わってくることにご留意ください。大切なのは、品質とコストのバランスを見極めることです。

5.利用目的に適したラベル印刷業者を選ぼう

ラベル(シール、ステッカー)の利用目的は多種多様です。通常の紙製のものから、特殊な素材を用いたものまで存在するので、用途に適したラベルを作る技術のある業者に発注しましょう。なお、業者ごとに得意分野があるので、利用目的に適した業者を選択することが大切です。

 

また、特殊な機能を有さないシールの場合、自社のプリンターで印刷すれば、スピーディーかつ低コストで作れます。どうしても専門の業者に依頼した場合よりも品質が劣りますが、用途によっては高品質なラベルが不要なケースもあるので、品質とコストのバランスを見極めましょう。