折込をするならどの新聞を選ぶべき?5つを徹底比較!

折込をするならどの新聞を選ぶべき?5つを徹底比較!

チラシを配布する際、新聞折込かポスティング広告のどちらかを考える方が多いと思います。

しかし、いざ実施するとなると新聞折り込みとポスティングの違いや、反響率の違いなど疑問が湧いてくるのではないでしょうか。また、デザインや配布するエリアなどを入念に選んだとしても効果が表れない事例も多数あります。

そこで、この記事ではポスティングとの違いを明確にしつつ、折り込みする新聞選びをご紹介します。

 

新聞折込とポスティングの違いは?

新聞折り込みとポスティングは、一見するとどちらも同じような方法で、効果もそう変わらないイメージを持っている方も少なくないでしょう。しかし、これら2つの方法には明確な違いがあり、目的やターゲット層によって最適なものも変わります。まずは、ポスティングと新聞折込の具体的な違いについて詳しく見ていきましょう。 

1つ目は、ターゲット層とそのセグメントに関する相違点です。広告をどの層に届けるかは、宣伝効果を高めるうえで重要なポイントですが、ポスティングと新聞折込のターゲット層にはそれぞれ違いがあります。新聞折込が配達地域の新聞購読世帯に行き渡るのに対し、ポスティングは任意の世帯に配布することができます。 

2つ目は、価格と費用対効果における違いです。一般的には、ポスティングよりも新聞折込の方が安価で1枚3~4円程度ですが、ポスティングは1枚8円程度と倍の価格差となっています。また、新聞折込は地域ごとの費用の差があまりないのに対し、ポスティングでは配布地域のほか、配布方法よっても費用が変動するのです。そのため、特にポスティングを活用する際にはターゲット層によって費用対効果を出すために最適な配布プランを吟味する必要があります。 

そして3つ目は、配布期間についてです。新聞折込の配布期間は1日のみですが、ポスティングの場合は配る枚数によって実施期間が異なります。新聞折込では休刊日以外の希望の日に確実に配布することができますが、ポスティングは枚数が多くなるほど、期間も長くなります。そのため、新聞折込の方がスピードの点では優れており、なるべく早く顧客に周知させたいという場合には、こちらの方が適しています。一方、ポスティングでの配布は比較的長期間に渡り、天候にも左右されやすいため、ある程度余裕を持って宣伝するケースに向いていると言えるでしょう。

 

折込する新聞の選び方

新聞は、全国紙・ブロック紙・地方紙の3種類に分けられます。

全国紙とは全国で発行されている新聞のことで、代表的な三大紙の読売新聞・朝日新聞・毎日新聞などが挙げられます。

地方紙とブロック紙は、どちらも特定の地方で発行されている新聞ですが、ブロック紙は複数の市区町村にまたがって購読されている特徴があります。これらを有効に活用することで、チラシを訴求したいターゲットに的確に届くように、その確率を少しでも上げることができます。そのため、新聞の種類や購読者の特徴、地域性はこの上なく大切な情報です。 

また、先ほどもご紹介したように、折り込みチラシは低予算で出稿できることや、幅広いエリアで必ず届く確実性を兼ね備えた非常にコストパフォーマンスの高い販促手段です。地域や年齢層によっても読まれている新聞や発行部数も異なるので、チラシの内容と発行したい地域のターゲティングによって、どの新聞に出稿するのか考える必要があります。

 

折込チラシのターゲットを考える

地域・地区によりターゲットのライフスタイルが異なることから、折込チラシを行う場合には、配布エリアの特性を知らなければなりません。ターゲットのニーズを理解することで、自社の商品やサービスをどのような企画・デザインで訴求すべきかが見えてきます。

新聞を読んでいる人の割合は、50~60代では4割~5割程度ですが、20代では1割にも満たないというデータがあります。よって、折り込みチラシのターゲットとしては、主婦や中高年の方々が主な層になります。自社のターゲットを選定する際には、年齢層はどのくらいなのか、サービス内容から全国紙で宣伝すべきなのか、地方紙で宣伝すべきなのかといった点をはっきりさせておきましょう。

逆に、折込チラシのターゲットをきちんと考えないまま散布してしまうと、そのチラシは一切読まれない可能性すらあります。なぜなら、ほとんどのチラシは目について2秒で捨てられると言われているためです。そのため、「誰に何を伝えたいのか」「どのようなお得な情報があるのか」、少なくともこの2つの要素が一目で分かるようデザインするといいでしょう。

ちなみに、全国で主に使用されているチラシのサイズ流用をやめ、サイズをB4からA3に変更しただけで反響が1.2倍~1.3倍上がったというデータもあるようです。

このように、簡単ではあるものの他社と少しの差別化を図るだけで、特定のターゲット層の目に留まる可能性が飛躍的に向上する場合もあります。

 

配布地域を考える

先ほども簡単にご紹介しましたが、新聞には全国紙・ブロック紙・地方紙の3種類があります。全国的な発行部数だけなら間違いなく全国紙が圧倒的ですが、地方によっては地方紙やブロック紙がそれらの発行部数を上回ることも多々あります。

例えば、北海道の主要各紙販売部数では、地元である北海道新聞が110万部超と全国三大紙を大きく上回っており、関西では代表的なブロック紙である西日本新聞が同じく100万部を越え、全国紙に差をつけています。このように地方の場合は、全国紙より地元紙・ブロック紙の方が優勢であることが多いため、エリアごとの発行部数は必ず確認した方がいいでしょう。

また、地域の発行部数の他にも性別・住所・年齢・職業・収入といった読者属性や、各紙出稿料金も選定基準の一つになります。各紙の読者層と出稿料金には特徴があるので、事前に調べて充分に検証しましょう。さらに、折込チラシはポスティングと比較してカバー率が約30%低いと言われています。そのため、配布して反応が1%以上あれば大成功といえるでしょう。折込で大事なのは繰り返し継続することで、そのためには無駄打ちを少なくするためにエリアの選定が重要になります。 

折込する新聞の特徴を徹底比較!

新聞は民間の会社が運営しているため、各新聞によりそれぞれ特徴を持っています。そのため政治などの内容では各新聞で偏りが出ることもあります。ここでは各全国紙の特徴、新聞各紙の部数や読者傾向、 折込チラシを出稿するにあたっての選定基準となるポイントを順にご紹介します。

 

読売新聞

読売新聞は、約900万と日本で一番の発行部数を誇る新聞です。全国紙の中でも圧倒的な販売部数で、首都圏の一都三県すべての地区で部数トップです。多くの人に読まれる新聞ということもあり、経済などの時事問題だけでなく、読者の相談に答える人生案内や暮らしに役立つコラムなど、さまざまな記事が掲載されています。ニュースが深く分かりやすく書かれているほか、活字が大きく読みやすいといった特徴もあり、幅広い読者層を考えて作られています。

多くの人に読まれている読売新聞であるため、年代問わずどのようなサービスであっても比較的リーチすることができるでしょう。

 

毎日新聞

毎日新聞は約670万部の発行部数で、読売新聞に次いで多くの人に購読されている新聞です。

明治5年から続いており、日本国内で一番古い歴史を持っています。日本新聞協会が実施している、新聞協会賞での優れた報道に贈られる編集部門を31回受賞しており、同部門では最多記録となっています。この受賞からも毎日新聞の取材力の高さが伺えるでしょう。前月の社説テーマをピックアップして他紙との比較を交えて解説するなど、さまざまな角度から検証しており、中立的な新聞とも言えます。

このような毎日新聞の特徴を考えると、セミナーや説明会といったやや固めの商材に関する折込チラシなどは購買層と合致しやすいかもしれません。

 

朝日新聞

発行部数は約320万部で、大学入試出題数No1の実績をもつ朝日新聞です。その出題数から、「受験の朝日新聞」とも評されています。小論文を中心に朝日新聞から多数出題されており、2019年度の入試出題実績では234大学の459問題で、529記事が採用されていました。

他にも、累計400万部を突破した天声人語書き写しノートなども注目を集めています。ただ書き写すだけで文章力がつき、時事問題の知識も深まることから、受験生のみならず幅広い年代に愛用されています。

受験を控えたお子さんを持つ家庭では、朝日新聞を購読していることも予想されるので、学習塾や学び関連のチラシを検討されている方は朝日新聞に折込をすれば効率的に宣伝できるかもしれません。

 

産経新聞

産経新聞は約160万部の発行部数で、創刊以来「モノをいう新聞」というコンセプトを掲げている新聞です。他の全国紙と比べて発行部数は少なく感じるかもしれませんが、都内では毎日新聞に迫る発行部数を誇ります。掲載内容としては、日々のニュースや世界情勢などを産経新聞独自の立場から情報を発信していることもあり、他紙より辛口な意見を述べるケースも少なくありません。中立的な意見ではなく、はっきりとモノをいう姿勢に共感する読者も多くあり、支持されています。

他には「近ごろ都に流行るもの」という長期連載もあり、今後トレンドや社会現象となりうる内容を独自の視点で掲載しています。唯一無二の産経新聞の特徴から、生活を豊かにするような他にはないユニークな商品やサービスの折込チラシなどは、連載記事とも重なり購読者の興味を惹くことができるかもしれません。産経新聞を折込先として活用する場合には、エリアとの兼ね合いを考慮しながら、慎重に判断していくのがいいでしょう。

 

地方紙

全国規模ではなく、各地域にスポットを当てて発行されている新聞です。代表的な地方紙・ブロック紙に中部地方で発行されている「中日新聞」、九州地方で発行されている「西日本新聞」、北海道で発行されている「北海道新聞」が挙げられます。地域によっては全国紙より部数を上回ることもあります。というのも、地方紙では地域の情報が多く取り扱われているからです。

最近ではネットでニュースを確認する人も増えていますが、地方のニュースはネットニュースに載りにくく、情報をキャッチするのが難しいのが現状です。その点、地方紙は特定の地域に向けて発行しているため、自治体の取り組みなど住んでいる地域の情報が多く扱われています。こうした理由が普及率の高さの理由でしょう。地域に住む人にとって重要な情報源となっているため、全国紙ではなく地方紙に人気が集中しやすいのです。

つまり、地方紙を読む人は自分の地域、身の回りの情報に敏感なユーザー層が想起できるため、折込チラシへの関心も比較的高いことが期待できます。例えば、地元の人・その地域に土地勘のある人・地元で働きたい人などの誘致といった「地元ならではの良さ」を活かした広告には適しています。

また、多くの人に折込チラシを届けるには普及率1位の新聞に折り込むことが、必ずしも正しいわけではありません。地方紙を多く取り扱っている北海道を例に挙げると、札幌市では「北海道新聞」が、苫小牧市では「苫小牧民放」が、室蘭市では「室蘭民放」が、帯広市と中川郡では「十勝毎日新聞」がそれぞれ発行部数1位を飾っています。このように、市や郡によっては普及率の高い新聞銘柄が、道内1位のものとは変わってくる場合があります。これは北海道だけでなく、他の県でも大いにあり得ることなので、折り込みしたい地域が決まった後には、より細かな市・町単位での普及率の高い新聞を調べることが重要です。

 

まとめ

今回は折込をする際選ぶべき新聞5選の比較を中心に、ターゲットの考え方や、新聞の選び方などをご紹介しました。

効果的な新聞折込をするには「折り込みする新聞」を入念に選定する必要があることはご理解いただけたかと思います。ポイントとしては、国紙だけでなく地方紙もチェックすること、各新聞社の持つ特徴を知っておくこと、そして、市や町単位での普及率やターゲットを調べる必要があることなどが挙げられます。ポスティングや折込などに関して悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、より自社のサービスにマッチした方法を選んでみましょう。