【飲食店向け】冷凍食品卸業者7社を比較してご紹介!

【飲食店向け】冷凍食品卸業者7社を比較してご紹介!

飲食店舗の経営において、メニュー提供のオペレーションを格段に短縮化する役目や、コストメリットに大きく貢献する役目を果たすのが冷凍食品です。

鮮度を保ったまま冷凍保存された生鮮食品から、加工食品メーカーですでに調理済みのものまで、さまざまな冷凍食品が普及しています。味や見た目を一定に保ち、品質を維持しやすいメリットがありますが、業務用冷凍食品は一般的には手に入りづらい食材に分類されます。

また、業務用冷凍食品を専門的に取り扱う食品卸業者から仕入れる場合においても、どのような食品卸業者から仕入れを行えばよいのでしょうか。

この記事では飲食店舗で使用する冷凍食品を仕入れる方法と、冷凍食品を取り扱う食品卸業者を比較するための各社の特徴を詳しくご紹介します。

 

冷凍食品の仕入れ方法は?

飲食店が食品を仕入れる方法はいくつかあります。

ここからは、ケース毎に仕入れる方法のメリットデメリットをご紹介します

 

店舗近くのスーパー

<メリット>

  • ストック切れになった場合にすぐに仕入れることができる
  • 品質のチェックを実際に行うことができる

 

<デメリット>

  • 配送に対応していない
  • 仕入れコストは卸業者と比較すると割高
  • 同じ商品が継続的に入荷するかは不明

 

店舗近くのスーパーマーケットで仕入れを行う最大のメリットは、食材が在庫切れになった際に急ぎで仕入れができる点です。これによりメニューのオーダーストップを無くし、機会損失を防ぐことが可能になります。

仕入れる冷凍食品のチェックを実際に行い、客に提供できる品質であるかどうかを見定められる点もスーパーマーケットを利用するメリットです。しかし、一般的なスーパーマーケット・小売店では業務用冷凍食品の取り扱いが少ないため、注意しなければなりません。

スーパーマーケットを利用する上で最大のデメリットは、配送に対応していない点が挙げられます。貴重な開店前の仕込み時間を使い、スーパーマーケットで食材を購入する手間と時間は大きなロスへとつながってしまいます。

 

業務用スーパー

<メリット>

  • 業務用冷凍食品の品揃えが充実している
  • 大容量の冷凍食品を一度に大量に仕入れ可能
  • 仕入れコストはスーパーマーケットと比較すると安価

 

<デメリット>

  • 配送に対応していない場合もある
  • 出店地域が限定されている

 

業務用スーパーは一般的な消費者向けの小売スーパーとは異なり、飲食店向けの食材仕入れに特化した品揃えが特徴です。

会員制や登録制の場合がほとんどで、現金購入で必要な量だけを購入する仕組みとなっています。

業務用スーパーが取り扱う冷凍食品の価格は飲食店向けの卸価格なので、小売スーパーで購入するよりも安価に仕入れられるでしょう。

業務用スーパーのデメリットは、小売スーパーと同じく配送に対応していない場合が多い点です。業務用スーパーの冷凍食品をメインの仕入れ先にする場合、車を使用して定期的な買い出しを行う手間が発生します。

さらに、小売スーパーほど地域密着で出店をしておらず、業務用スーパーと店舗に距離がある場合にはそもそも利用が困難な場合もあります。

 

冷凍食品卸業者

<メリット>

  • 仕入れコストが安価
  • 配送に対応
  • 単価の改善や大量発注といった交渉・相談が可能

 

<デメリット>

  • 卸業者によって小ロット対応が難しい場合も
  • 卸業者によって得意・不得意な食材があることも

 

冷凍食品卸業者は、冷凍食品を取り扱う食品総合卸や食品商社、問屋などです。業務用冷凍食品を仕入れる方法の中で最も単価を抑えることができます。

冷凍食品卸業者は大量に在庫をストックすることで単価を抑えることを実現。冷凍食品卸業者からの仕入れ方法には担当営業を介して発注する方法と、インターネット上のカタログから発注する方法の2つに大別されます。

仕入れロット数に応じた単価の交渉や小ロット配送の相談などを行うことができます。

ここまで紹介した2つのスーパーと大きく異なる点が、仕入れる冷凍食品を店舗まで配送してくれる点です。これにより開店前の仕込みにかける時間を、最大限に利用できるようになります。仕入れにかかる手間とコストも削減できるでしょう。

冷凍食品卸業者のデメリットはケース単位で仕入れなければならない冷凍食品もあり、在庫管理の手間が必要なる点です。

しかし、近年では1個からの極小ロット発注にも対応する食品卸業者も増えています。こうした仕組みを利用すれば在庫管理の手間を減らせます。

冷凍食品を安い単価で仕入れ可能な上、仕入れにかかる手間を削減できる冷凍食品卸業者からの仕入れは今回ご紹介する中でも最もおすすめの方法です。

 

冷凍食品卸業者の選び方

さまざまなメリットを店舗にもたらす冷凍食品卸業者ですが、メニューに必要な冷凍食品が在庫に無かったり、単価が高かったりしては利用するメリットはないでしょう。ここからは冷凍食品卸業者の選び方についてご紹介します。

 

品揃え

同じ食材であっても、生産地や加工食品メーカーによってさまざまな違いが生じてしまうのは当然です。提供するメニューに最適な冷凍食品を備えた卸業者との取引が、店舗のサービスの良し悪しを決めると言っても過言ではありません。

多種多様な冷凍食品を扱うことが可能になれば、提供できるメニューを拡充させることにもつながります。また、卸業者の中には特定のジャンルを専門的に扱っていて、高いノウハウを有している場合もあります。こうした卸業者を選べば、新たな付加価値を生むことができるかもしれません。

 

価格

冷凍食品の仕入れ価格の適正化は安定した経営を維持する上で欠かせません。冷凍食品の単価を追求して、安い価格の食材に変更することも可能ですが、メニューの品質を落とし、店舗のブランド力や品格を損なう要因になっては本末転倒です。

一方で、ターゲット層に合わない高価格の食材でメニューを構成したとしても、利益率の面でバランスが取れているとは言えません。飲食店を経営する上ではメニューの原価率がおよそ30%になるように価格設定を行うのが一般的で、冷凍食品の仕入れ価格もこれに見合った価格で仕入れる必要があります。

 

柔軟に対応してくれるか

飲食店では仕入れた食材のロスを削減することが重要な課題です。これは保存期間が長めな冷凍食品も例外ではありません。

店舗が卸業者を通じて冷凍食品を仕入れる際、発注点数の増減に柔軟な対応可能な卸業者を選ぶことは店舗経営で大きな意味を持ちます。

冷凍食品の在庫は営業日の売上予測に合わせて発注する方法が基本です。繁忙日となる土日祝前日などには大量に冷凍食品を仕入れる必要がありますが、卸業者がそもそも在庫を抱えていなければ発注はできません。

冷凍食品は保存が効くので前もって大量に発注しておけばよいかと言えば、そうではありません。冷凍保存スペースに限りがある以上は必要な量が必要なときに届けられることが理想的です。卸業者を通じた過不足無い仕入れで食材ロスを抑制することで、安定した店舗経営を実現することが可能になります。

 

冷凍食品卸業者7社を徹底比較!

ここからは、各冷凍食品メーカー・食材加工メーカーの冷凍食品や自社開発の冷凍食品を多数取り扱える食材卸業者を7社ご紹介します。

 

<比較①>日本アクセス

日本アクセスは、冷凍食品を含む全温度帯・フルカテゴリーの食材を国内外に展開する調達ネットワークで約20万点以上の品揃えを実現しています。約520ヶ所の物流拠点と約9,400台の車両で全国をカバーする物流網を展開し、冷凍食品を含む全温度帯の食材は安全に配送。

日本アクセスでは卸の機能を活かし、食品加工メーカーとともに販促企画を立案や魅力的な冷凍食品の提供を行っています。

また、日本アクセスオリジナルの「Delcy」はトレンドや消費者ニーズを解析した結果から生み出された冷凍食品です。Delcyの各種農産物は最適な環境で生産され、鮮度と味がしっかり保たれています。

 

<比較②>三菱食品

三菱食品の業務用食材・資材配送サービス「RYQUE(リクエ)」の取扱商品は約10,000点以上、冷凍食品は約250点以上の取り扱いがあります。小ロットからの注文リクエストに対応可能な点が魅力です。

RYQUEは月~土までの配送や23時までオペレーター対応可能など、充実したサポート体制が特徴的です。

食材はカタログ(会員登録が必要)やスマートフォンなどオンラインで発注を行います。店舗ごとに担当者が割り当てられるため、他の冷凍食品卸業者と同様に単価や小ロット配送などの相談がしやすい点もポイントです。

冷凍食品以外にも鮮魚・青果を月額固定価格で提供するなど、飲食店経営であらゆるメリットが得られるでしょう。

 

<比較③>三井食品

三井食品は国内食料品・農水産物卸業者の国内売上ランキングでトップクラスの食品卸業者です。三井食品の独自の視点から生み出されるニーズを捉えた新機軸のメニュー提案によって、店舗売上の活性化を期待することが可能です。

 

また、あらゆる食材を柔軟に配送するために三井食品はロジスティクスを最適に構築している点もポイントです。全国の物流拠点は全温度帯に完全に対応。取り揃えているさまざまな冷凍食品も適切な方法で店舗へと配送されます。

 

<比較④>国分

国分は冷凍食品など、加工食品から生鮮食品まで約60万アイテムを取り揃えている食品卸業者です。食品卸業者の他にもメーカーとしての顔を持つ国分は、「問屋の目利き」で消費者のニーズに答える独自性のある商品開発が強みでしょう。

約7,000社の食品メーカーとの取引実績があり、飲食店舗が求める冷凍食品を含む食材へのニーズにきめ細かに対応。あらゆる食材の調達が可能です。

食材を提供するだけではなく、業務用食品卸業者として店舗に価値創造の機会をサポートします。全国配送に対応した3温度帯での物流センターの設置で安全に冷凍食品が供給される物流面でのサポート、利便性を高めるオンライン発注システム、そして独自の商品提案などで店舗経営の支援が期待できます。

 

<比較⑤>旭食品

旭食品は高知県から西日本を中心に、全国へと各メーカーの商品や地域限定の商品の発掘・提供、物流の最適化によって効率的な配送サービスを提供する食品卸業者です。グループ会社オリジナル冷凍食品「ノーブルハウス オーガニックシリーズ」は、有機JAS認証付きで厳選された素材を、採れたてのままの品質で配送しています。

全国各地に流通網を整備している旭食品は、大手メーカーの商品に加えて地域の特色を活かし食品を全国の店舗へと配送を可能にした点に特徴があります。

2016年には「にっぽん問屋」プロジェクトをスタートさせるなど、日本各地の名産や新鮮な食品の魅力を全国へ届けるための企画開発・プロデュースが行われています。

 

<比較⑥>プレコフーズ

プレコフーズ、は日本最高クラスの食肉・冷食加工設備を備える「新鮮食材のスペシャリスト」として知られています。

関東圏の飲食店の5件に1件が同社の食品卸サービスを利用しているほど、支持を集める総合食品卸業者です。プレコフーズが取り扱う商品数は約7,000点以上にも及び、手軽に一品追加可能な冷凍食品も豊富に取り扱えられています。

プレコフーズでは店舗のオーダー毎の食材加工や、1,000円からの極小ロット配送といった柔軟な対応を実現。これにより食品ロスを大幅に削減しながら効率的な店舗マネジメントを可能としています。

また、配送は午前1時までのオーダーで即日配送が可能なため、新鮮な食材を使用したメニュー提供を実現できます。

 

<比較⑦>久世

久世は関東首都圏エリアを中心に、九州から北海道までの全国各地に独自の物流網を整備している特徴を持った飲食店に特化した食品卸業者です。全国規模の飲食チェーン店への大量注文から個人経営の小規模店舗の小ロット注文まで、それぞれのニーズに応じた卸サービスを提供しています。

売れ筋メニューに使用する生鮮三品目などの汎用食品をはじめ、産地や品種にこだわった特別な食品が豊富です。

また店舗へのサポートは食材の配送に留まらず、メニュー開発や営業オペレーションなど、店舗の売上向上を支援してきた実績も持ちます。

 

まとめ

冷凍食品は飲食店舗の経営を下支えする存在と言っても過言では無く、廃棄ロスを大幅に削減し、食材コスト管理に大きなメリットをもたらします。

しかし、飲食店経営で得られる利益を安定化させるためには、より良い食材をより安く仕入れることが求められます。現在の仕入れ方法を変更したり、仕入れる冷凍食品の単価が安くなるように食品卸業者と交渉したり、取引先の変更を検討したりする必要性が生じるでしょう。

コスト削減プロジェクトを実施する際には弊社リンクモアまで一度ご相談ください。弊社では現在の仕入れ食材の品質・使用量を変えずに「価格適正化」によってコスト改善サービスをご提供しています。