【業務用レジ袋の選び方】おすすめメーカー7選を徹底比較!

【業務用レジ袋の選び方】おすすめメーカー7選を徹底比較!

2019年12月に改正された容器包装リサイクル法に基づいて、2020年7月より日本国内のすべての小売店でレジ袋の一律有料化が義務付けられました。この省令では、レジ袋を大量に消費している販売事業者はレジ袋削減の取り組みを国に報告する義務があります。

そして、スーパーやコンビニエンスストアではそれまで無料だったレジ袋を2円から5円程度の値段で販売するようになりました。有料化されたからといってレジ袋のニーズがなくなったわけではなく、店頭でレジ袋を購入する人も多く存在します。

 この記事では、業務用レジ袋の選び方とレジ袋のサイズについて基本となる見るべき点を解説すると同時に、おすすめ業務用レジ袋メーカー5社についてその違いを具体的に解説していきます。

 

業務用レジ袋の選び方は?

プラスチック製品の1つであるレジ袋が有料化される契機となったのは、2018年に採択された「海洋プラスチック憲章」です。

これは国際社会の脱石油・脱プラスチックの流れを受けて、主要国首脳会議(G7 )によってプラスチックごみによる海洋環境汚染問題の対策としてまとめられたものです。

また、廃棄物を出さずに資源を循環させることを目指した経済の仕組み(サーキュラーエコノミー)を、取り入れる自治体や企業が欧州を中心に増加。この潮流の中で、レジ袋の使用を制限するのは一般的な動きであり、世界で69の国がプラスチック製の袋の使用を制限もしくは禁止しています。

しかしながら、レジ袋は今後も一定のニーズがあると予想されます。また、自社が提供する商品に合ったものでなければレジ袋を販売または無料提供する価値がなくなってしまうことから、企業は自社製品に合ったレジ袋を選ばなければなりません。

ここでは、レジ袋を選ぶ基準について解説します。

 

 入れるものを考える

業務用レジ袋を選ぶにあたって考えなくてはならないことは、「その袋に何を入れるのか」です。主に何を入れて使うのかが決まれば、どのレジ袋を選ぶべきなのかを絞り込んでいくことができます。

レジ袋に入れる可能性があるもので最も注意すべきものが、「お弁当」や「テイクアウトした料理」です。

これらは持ち運ぶ際に水平な状態を維持する必要があるので、十分な幅とマチのある袋を選ぶ必要があります。その他にレジ袋に入れるもので注意しなくてはならないものとして、重いものや袋を突き破りかねない角があるものが挙げられます。

このようなものを入れる可能性があるならば、耐久性のあるレジ袋を選ぶ必要があります。他にも袋の内容物を見せたいのか隠したいのか、ポリ袋調理に使うのかなどでも選び方が変わってきます。

 

 レジ袋に必要な機能を考える

レジ袋に何を入れるのかが見えてきたら、そのレジ袋に必要な機能を考えていきましょう。レジ袋は主にポリエチレンというプラスチック素材を原料に作られていますが、ポリエチレンにいくつか種類があるため、それによって袋の性質も変化します。

最も広く使われている不透明の白いレジ袋の素材は、高密度ポリエチレン(HDPE)です。薄く成型しても強度がある、引っ張っても伸びにくい、耐熱性、防湿性に優れるといった特徴があります。

また、空気も水も通さず、無毒です。これらの特徴が材料コストを減らすことで安くできる、重いものを入れても耐性がある、といった利点も。しかし、欠点として穴が開くとそこから裂けてしまうという問題があります。

一方、レジ袋に角のあるものを入れるときなど「裂けやすいのは困る」という状況に適しているのが低密度ポリエチレン(LDPEまたはPE-LD)です。引き裂きや引っ張りに対して高い強度を持ちます。

ここまではレジ袋の素材になる2種類のプラスチックからレジ袋の機能を解説しましたが、昨今はもう1つ重要な機能がレジ袋に求められるようになっています。それは「環境にやさしい」という機能です。

日本では2020年7月からレジ袋の有料化が法律で義務付けられました。この法律では無料で配布しても良いプラスチックの袋として、下記が挙げられています。

  • 繰り返し使うことができるフィルムの厚さ50マイクロメートル以上のもの
  • 海洋生分解性プラスチック100%で作られているもの
  • バイオマス素材が25%以上配合されているもの 

 

 発注枚数を考える

業務用のレジ袋を発注する際には、発注枚数も考える必要があります。業務用のレジ袋も一般的な商品と同様に、1回の発注枚数をまとめて多く発注するほど1枚当たりの単価を安くすることができるのです。

 無地の袋ではなく店の名前やロゴなどを印刷した袋を利用したい場合は、印刷用の版の作成が必要となるため、まとめて発注した方が安くなります。

どの程度消費するのか、レジ袋を保管しておく場所がどの程度あるのかを考えて発注枚数を決めましょう。

なお、業者によって最低発注枚数が異なるので、業者を選ぶ際にはこの点も忘れずにチェックすることもおすすめします。

 

レジ袋のサイズについて

ここでは、レジ袋のサイズについて解説します。

 

 レジ袋のサイズ表記

レジ袋のサイズは「縦横幅(マチ)」がそれぞれ何cmかで定まるものではありますが、業務用のレジ袋を注文する際には「縦横幅が何cmのものが欲しい」という形では発注しません。

レジ袋は大量に生産・消費されるものなので大きさが規格化されており、cmで表記されることはなく、レジ袋特有の規格「号数」で表記されます。

 店頭やカタログで号数だけで大きさを判断して購入すると、欲しいと思っていたサイズとは異なるものを購入してしまう恐れがあるため、号数と実際の寸法をセンチメートルで対称表記した表を見て選ぶと分かりやすいでしょう。

なお、最近の薄手で省資源タイプのレジ袋は号数で表記されずにS・M・Lで表記されることが多くなっています。

 

関東と関西でサイズ表記が異なる?

レジ袋のサイズ表記は多くの号数に分かれています。関東と関西ではサイズ表記が異なる点にも注意が必要です。

例えば関東の6号は25cm×31cmですが、関西には6号は存在せず20号が6号に相当します。さらに、関東では最小サイズの6号から最大サイズの60号まで号数があるのに対し、関西では最小サイズの20号から最大サイズの50号までの間の号数となっています。

関東ではポリエチレン製のレジ袋が登場する前はパルプを原料としたクラフト紙の角底袋が広く使われていたことから、角底袋の寸法を元に表記品番が決められたという背景が。

一方、関西では袋の幅を元に表記品番を決められており、幅が30cmなら30号というように区分されています。

 

<おすすめ>業務用レジ袋メーカー7選を比較!

ここでは、業務用レジ袋を販売する7社の特徴をご紹介します。

 

<比較①>レレカ

レレカは、大阪に本社を置く株式会社RESEED(レシード)が運営。販売促進用のアイテムであるノベルティ制作を中心に手掛ける会社です。

2012年に中国・ベトナム・日本国内のそれぞれの工場と業務提携を開始したのが会社の始まりで、2014年に事業を拡大し、経営を効率化するために株式会社RESEEDの販促事業部として統合されて現在に至っています。

レレカの特徴は、リーズナブルな価格、短納期、小ロットの対応、安心のカスタマーサポート、迅速な見積もり、豊富なバリエーションの6つです。

国内外のグループ工場や提携工場と協力して直取引で低価格を実現しています。ポリ袋なら最短4営業日で制作・出荷が可能で、注文は100枚の小ロットから対応しています。

価格・デザイン・素材などの選定を用途に合わせて電話で相談できるサポート体制も魅力です。見積もりは最短5分・原則即日対応しています。また、商品開発に力を入れ、豊富なバリエーションを取りそろえています。

 

<比較②>旭化学工業

静岡県に本社を置く旭化学工業株式会社は1981年設立された会社で、ポリ袋の製造から加工までを一括して行うことを中心に事業を展開。

2011年に関連会社の株式会社サクラパックと合併し、以後株式会社サクラパックの商品を旭化学工業株式会社で取り扱っています。

同社の取扱商品は、厚みと長さにバリエーションが選べる幅5cmから9cmの小ポリエチレン袋をはじめとして、商品を雨や湿気・汚れなどから保護するパレットカバー・天井カバー・パレテーナカバーを展開しています。

さらに特定の用途用に熱帯魚・鯉・金魚などの観賞魚用ポリ袋、広げると底が四角になるGZ袋、観光バス用エチケット袋などと商品のラインナップが豊富です。

 

<比較③>ポリショップ

ポリショップは、大阪に本社を置くハウスホールドジャパン株式会社が運営する業務用ポリ袋直販サイトです。ファブレスでポリ袋の製造販売を行っています。

自社で商品企画・開発を行い、国内外の提携製造工場に製造委託をする形を採っています。商品ごとに最適な製造工場を厳選し、毎月定期的な工場訪問によって検査体制や製造工程を確認することで徹底した品質管理をしています。

なお、すべての製品はJIS Z1711(日本工業標準調査会)に基づいた製造方法に準拠して製造されています。 

取り扱っている商品は、ポリ袋・ビニール袋、レジ袋・持ち手付ポリ袋、規格袋、保存袋、チャック袋、消臭袋です。

その他にも、バイオマス原料含有ポリ袋、エコマーク認証ポリ袋、帯電防止袋、シュレッダー袋、透明テープ付OPP袋、地域指定ゴミ袋なども取り扱っています。病院や自治体のように公共性が高い施設や法人には無料サンプルを提供しています。

 

<比較④>ミヤゲン

福井県に本社を置く株式会社ミヤゲンは、1953年に個人創業して紙袋の製造および販売を開始したのが始まりです。

1957年にポリエチレン袋の製袋加工に着手したのを経て1966年に法人化し、正式に株式会社として設立されました。福井県の本社工場の他に中国とベトナムにも生産拠点を持っています。 

取り扱っている商品はレジ袋やポリエチレン袋などの包装資材をはじめとする、ティッシュペーパーやレジャーシートなどの販促用品です。

他にも、不織布製排水口や三角コーナー水切り袋などの台所用水切りごみ袋、観光地向けジャンボバッグやキャスターバッグなどの観光バッグなどを取り扱っています。また、製袋加工サービスとしてポリ袋製袋加工やクロス製袋加工も手掛けています。

 

<比較⑤>モロフジ

福岡県に本社を置く株式会社モロフジは、1953年に紙製品の卸売業を始めたのが創立の起源で、レジ袋の開発や手提げ袋の開発などを経て1989年に現在の株式会社モロフジとして設立されました。群馬に工場を持つ他、中国・タイ・ベトナムに協力工場を持っています。

 取り扱っている商品は、ポリエチレン製手提げバッグの小判(楕円)抜き袋、ループハンドルバッグ、ライメックス、バンビオ(竹粉ポリ袋)、ニュープラスチック袋、レジ袋、ミスティー(ポリ製角底袋)などです。

他にも産業・農業資材、紙袋・不織布バッグ、店舗資材・通販資材、イベント・販促用品、ウイルス対策関連商品なども手掛けています。

 

 <比較⑥>シモジマ

東京都に本社を置く株式会社シモジマは、1920年に包装材料卸問屋として創業したのが始まりで、商号の変更を経た後1962年に現在の会社として設立されました。全国の主要都市に営業所を持つ他、直営店舗やフランチャイズチェーン店舗を展開しています。

 取り扱っている商品は、レジ袋をはじめとして規格ポリ袋、持ち手提げポリ袋、チャック付きポリ袋、巾着ポリ袋、規格ポリ袋、極薄ポリ袋、食品向けポリ袋などです。

 

<比較⑦>オルディ

大阪市に本社を置くオルディ株式会社は、1959年にビニールやポリエチレンを主とした合成樹脂の加工販売で創業したのをきっかけに、1968年に現在の株式会社として設立されました。

東京、九州、名古屋、タイに支店・営業所を持つ他、全国5ヶ所に物流拠点を持っています。

 取り扱っている商品はレジ袋の他、衛生関連規格品、ホテル客室用消耗品などを取り揃えている他、各種自社ブランドなども取り扱っています。

 

まとめ

プラスチックは1950年代にアメリカで商用化された後、生産コストが低く、丈夫であることから瞬く間に世界中に広まりました。

しかし、これは海に流出すると海洋生態系に甚大な影響を与え、埋め立てれば土壌汚染を招き、大きな環境問題になりました。

そして、2018年に採択された「海洋プラスチック憲章」により、国際社会が脱石油・脱プラスチックの潮流に転換し、それに伴いレジ袋を削減しようといった動きが活発になっています。

業務用レジ袋は強度があること、引っ張っても伸びにくいという機能に加え、今後は環境へ配慮した材質であるかどうかも求められます。これらの観点を踏まえて、自社に合ったレジ袋を選ぶようにしましょう。